スッタカタッター吸った語ったー。
- 作者: 鈴木大拙,工藤澄子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1987/09
- メディア: 文庫
- クリック: 22回
- この商品を含むブログ (15件) を見る
求める答えは、究極の方程式
でも、それ自身宇宙そのものが答え。答は問いそのもの。
有限の中に無限が無限のなかに有限が(文頭に戻る)
悟りがなにか正悪を正すのでもなく正しさのものさしを持ち込むものでもないのです。
それでもって悪に対峙できるわけでもありません。ただただあるのです。
p133より
生命を理解するには、われわれは、その中に飛び込み、自らの生命に触れなければならぬ、その一部を拾い上げたり、切り取ったりして検査しようとすれば、生命を殺してしまう。我々が生命の真髄に至ったと思うときには、もうそれはすでにない。それはもはや生きることをやめ、動かなくなり、すっかり枯渇してしまっている。
like a 素粒子。
p186より
自分は多くを言い過ぎたようだ。そして"タタター"(如)は、遠く無限の彼方に去ってしまった。
スッタカタッター